彼は高嶺のヤンキー様(リクエスト編)



凛信者から、真田先輩信者への攻撃第2弾。

それは精神的ダメージで確定。



(あたしゃ聞いてるから、2度目だから動じねぇーが・・・)



「ふ、ふ、ふ、風呂ぉ!?」

「聞いてない系!?」

「あ、君らまで動き止めてどーするの?」



(知らない奴はビビるよな〜・・・)



〔★目の前でそれは起こっている★〕



「良信君、ながちゃん、書いて書いて!」

「か、書けってお前!」

「気になりすぎて書けない系なんですけどー!?」

「もう〜君らは、しっかりしてよ?」

「だ・・・だまされるか!!」



関山の言葉に、最初に復活したのは大河。

引きつる顔で怒鳴りあげた。



「可児と幡随院が知らないならウソじゃねぇーか!?作戦がバレバレなんだよ!俺らを混乱させようたってな〜」

「ウソじゃないよ〜俺のせいで、ぼっしぃ〜が〜怪我した時に、瑞希お兄ちゃんが〜ご飯を『あーん♪』して食べさせたんだって♪」

「なっなっなにゅー!!?」

「マジかよ、忍者!?」

「まじかよ、凛さーん!?」

「真田せんぱぁぃ、ひどいっ!」

「うおぉお!!瑞希せんぱぁーいっ!!」

「ヤベェ!大河が!」

「まずい、動きが止まる!」

「しかも〜『あーん♪』してあげたって♪」

「ぐはあああ!!」

「・・・マジかよ凛・・・」



(お前を『漢』と認めてるが、その『ブラコン』ぶりも認めざるを得ない・・・!)



日頃がなぁ〜・・・

の否定したい気持ちもあるが−−−!



(無理だな。)



〔★カンナは清々しい★〕



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