愛しのニャンコ

蘇る記憶

半年が過ぎ秋もチラつく商店街の中ニャンコは走りながら、俺を呼ぶ。

『早く~早く行かなくちゃ売り切れちゃうよ~』

買い物に来た俺達。安売りの卵を買いに来たんだ。

『おーい待てよー。』

ニャンコをおう俺。

少し疲れた俺にニャンコは、俺の方に走って来た。

ニャンコを見つめちょっと嬉しくなる。

『大丈夫はるみさん?』

心配そうに俺を見るニャンコにニヤっと笑って見せた。

『も~はるみさんのばぁか~!』

ニャンコに笑みが浮かび俺も思わず笑った!

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