お前が好きすぎて、マジやばい。

⇒ヤキモチ。




ほっと、一息つきたいところだけど、もちろん林田も矢幡を狙っている。


次の日から、林田と矢幡の距離が縮まっていっている気がしてならない。


最悪なことに、矢幡と林田の席は隣同士だ。


朝、家が近い俺はチャイムが鳴る5分前に教室に入る。


けど、その頃には既に二人は楽しそうに話している訳で…


あーもう!


朝から見たくねーんだよ!


頭をガリガリ掻き回す。



『おはよう、凰己』


「おはよ、なに、機嫌悪いじゃん?」



心配した南と閑音が俺の顔を覗き込む。



『んなことねーよ。ほっとけ。』


「ったく。素直じゃないなー!」



ケラケラ笑う閑音。


はぁー…


笑うなっつーの。




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