お前が好きすぎて、マジやばい。




でも、保健室に言っても知愛はいなくて…



『八幡は?』


「あぁ、八幡さんならさっき、S病院に行かせたわよ」


『えっ』


「たぶん、すぐ手術になるかもねー」



保健室の先生の話を詳しくは聞かずに、俺は教室にすぐ戻って鞄を手に取る…


幸いにも、次の教室が移動教室だったため、南と閑音に止められずに済んだ。


下駄箱でローファーに履き替えて、S病院を目指す…


駅の向かいにある大きな病院だ。



なんでだよ。


知愛…


倒れた?


手術?


どういうことだよ…!!



あぁ、もう!




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