包み愛~あなたの胸で眠らせて~
多分顔が良くて、頭が良くて、将来性があるからなのだろうとも言っていた。
社内で一番積極的にアピールしているのは、例の総務部の人だが、それ以外にも広海くんを誘っている人はいるとのこと。
だけど、広海くんは誰の誘いにものらない。女性と二人で食事だけでなく、お茶をすることさえもないそうだ。
そんな広海くんが今私と社食ではあるけれど、二人だけで食事をしている。
私が目立たなくても広海くんが目立っていれば、一緒にいる私まで注目される。視線が痛い。彼はそんな視線に気付いていないようで、のんきに天ぷら食べている。
「ここの天ぷら、食べたことある?」
「天ぷらは、まだ食べたことない」
「カラッとしていて、美味しいよ。特に海老がうまい」
「へー。今度食べてみるね」
広海くんがのんきだから、つい平和な会話を繰り広げてしまうけど、やっぱり女性社員の視線がひしひしと刺さっていて、どうしても気になる。
こうやって食事をして、たわいもない話が出来るのが自分だけで特別な扱いをされているように感じる。それは嬉しいのだけれども、周囲から反感を買いたくはない。
社内で一番積極的にアピールしているのは、例の総務部の人だが、それ以外にも広海くんを誘っている人はいるとのこと。
だけど、広海くんは誰の誘いにものらない。女性と二人で食事だけでなく、お茶をすることさえもないそうだ。
そんな広海くんが今私と社食ではあるけれど、二人だけで食事をしている。
私が目立たなくても広海くんが目立っていれば、一緒にいる私まで注目される。視線が痛い。彼はそんな視線に気付いていないようで、のんきに天ぷら食べている。
「ここの天ぷら、食べたことある?」
「天ぷらは、まだ食べたことない」
「カラッとしていて、美味しいよ。特に海老がうまい」
「へー。今度食べてみるね」
広海くんがのんきだから、つい平和な会話を繰り広げてしまうけど、やっぱり女性社員の視線がひしひしと刺さっていて、どうしても気になる。
こうやって食事をして、たわいもない話が出来るのが自分だけで特別な扱いをされているように感じる。それは嬉しいのだけれども、周囲から反感を買いたくはない。