包み愛~あなたの胸で眠らせて~
毎年、生まれてきてくれてありがとうと綴られていた。息子を想う母親のあたたかい気持ちが詰まっている手紙だった。
拒絶された瞳を忘れることはできないけど、新たに知った想いがその上にいくつもいくつも重なる。
やっと広海くんのもとに届いたこの手紙は、素敵なプレゼントとなった。
「広海くん、本当に生まれてきてくれてありがとう」
握る手に力を込めた。彼は私の肩に頭を乗せてから、顔を近付ける。
「紗世こそ、ありがとう」
口元を緩ませて目を閉じた私にキスする。あたたかくて優しいキスだった。
-番外編・END
拒絶された瞳を忘れることはできないけど、新たに知った想いがその上にいくつもいくつも重なる。
やっと広海くんのもとに届いたこの手紙は、素敵なプレゼントとなった。
「広海くん、本当に生まれてきてくれてありがとう」
握る手に力を込めた。彼は私の肩に頭を乗せてから、顔を近付ける。
「紗世こそ、ありがとう」
口元を緩ませて目を閉じた私にキスする。あたたかくて優しいキスだった。
-番外編・END


