私にはあなたでした。
「俺の方こそ…彼氏がいるのに勝手に部屋に入ってごめん…。」

一応確認の意味もこめて
謝ってみた。

「…彼氏なんてずっといないよ?」

と言いながら白石さんは不思議そうに首をかしげる。

…あれ?じゃあ昨日のあれはなんだったんだ?

「昨日のあれって?」

白石さんはさらに不思議そうに首をかしげる。

…っ、しまった。
つい、いつもの癖で口に出してしまった。

なんとか誤魔化し、
不思議そうにしている白石さんを見つめる。

…160いくかいかないかの小柄な体。綺麗な瞳。透き通るような白い肌。肩で切りそろえられたふんわりとした髪の毛。

全て守ってあげたいと思った。

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