きみが虹を描いてくれた青空の下で

それで逃れようもなく中学の入学式の日。


すれ違う子たちが話してることが全部自分のことみたいに聞こえて、なに話してるんだろう、生理のこと?って、笑い声がするともうどこかに隠れたくて、いろんなところからの声がぶわぁって、頭の中でグルグルして、私は式の前に気を失ってしまった。


すぐに意識は戻ったけど、もうなんか怖くて。
式にも出ないで、逃げるみたいに帰った。

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