きみが虹を描いてくれた青空の下で

「なるほどねぇ。でもやっぱわかんないや」


「は?」


人に話したくないこと、話したのに、人と喋るのだって苦手なのに。
こんなに頑張ったのに出た言葉が、
やっぱわかんない?


「話、分かりにくかった?」


カチンときたけど、精一杯、優しく言ってみた。
そしたら、


「いいじゃん、生理、あたし薬で止めてるからそのうちなくなるかも」

「止めるなんてできるの?薬で?」


私は止められるなら止めたいと思った。

お腹痛くて辛かったし、血が出る感覚も凄く嫌だったから。


「できるよ。でも体に悪いからたまに薬止めて生理起こすの。だけどあたしは生理で一度死にかけてるから、入院してからね」

「死にかけたの?」


生理って、恐いなって、このあたりまでは単純にただ、聞いてたんだ。
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