きみが虹を描いてくれた青空の下で
「だからさぁ、生理バレたとかその程度でジサツするくらいならさ、替わってよ。ちょうだい、その命」
重いよ、ぜんぜん面白くない、こんな話。
あげられるわけないじゃん、てか、ホントに恐いよ、治らない病気の子なんて、会ったことないし。
「…無理だよ、私だってこれでも悩んでもがいてるんだよ。死んじゃうかもしれない人からみたらバカバカしい悩みかもしんないけど、でもあなただって治るかもしれないんでしょ、そんな悲劇ぶらないでよ」
なんか恐いのと悔しいのでごっちゃになって、ちょっと酷いこと言ってるな、って、自分でも思ったけど、
話すのを、止められなかった。