最高の別れ方


「初めまして、一ノ瀬小春です。突然押しかけちゃってすいません。」

松本さんに続いて私も自己紹介。
クールな印象だったけど、笑ったらとても優しい人だった。

「ねえねえ、社長〜。2ヶ月くらい前になっちゃんが担当してた人のデータってどこにある?」


片山くんはそう言いながら、近くの棚を漁っている。


「ナツの?あ〜アレか。2ヶ月前ならもう一つ隣の棚だよ。でも一体どうしたんだ?」


ちょっとね〜、と言いながら片山くんはガサゴソそのデータとやらを探している様だ。
あったー!!!なんていいながら1つのファイルを手にした。それをパラパラとめくっている。


「……………○○大学、姫野芽衣。やっぱりビンゴ。一ノ瀬さん、この人けっこうやばい人だよ。」
< 12 / 13 >

この作品をシェア

pagetop