最高の別れ方
「初めまして、一ノ瀬小春です。突然押しかけちゃってすいません。」
松本さんに続いて私も自己紹介。
クールな印象だったけど、笑ったらとても優しい人だった。
「ねえねえ、社長〜。2ヶ月くらい前になっちゃんが担当してた人のデータってどこにある?」
片山くんはそう言いながら、近くの棚を漁っている。
「ナツの?あ〜アレか。2ヶ月前ならもう一つ隣の棚だよ。でも一体どうしたんだ?」
ちょっとね〜、と言いながら片山くんはガサゴソそのデータとやらを探している様だ。
あったー!!!なんていいながら1つのファイルを手にした。それをパラパラとめくっている。
「……………○○大学、姫野芽衣。やっぱりビンゴ。一ノ瀬さん、この人けっこうやばい人だよ。」