umbra 〜約束の日〜 Ⅱ
「あぁ。何とか。」










「良かった。若はいつも無茶ばっかりするからな。 俺らはいつも焦りっぱなしだ。」










研さんから見える燐は尊敬だが、目が離せない人。









「皆さんから見て燐ってどんな感じなんだ?」










「若っすか? 若は俺よりも年下なのにすごいっす。でも、誰に対しても頑張りすぎなんっすよ。」







この人は俺と歳は対して変わらないと思う。






「あ、俺は悟っす。よろしく。」








「あ、暁人だ。 よろしく。」







何となく成行きで馴染んでる気がする。まぁ、作戦通りだろう。





「てか若は、自分のことなんて最後なんですよ。いつも。だから支える役目が俺らなのにいつも何にもできない。」









こと人はすでに酔ってる。てか完全に出来上がっちゃってる。












「無関心でいようとしているのに、そうしていられない。そんな不器用さが売りの若だからな!」











どこまでもここの組の人は燐を分かっているだろう。






「なぁ、やっぱり双子の兄貴とは仲悪いのか?」


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