最恐ドクターの手懐けかた






病棟を歩いていると、前方から白衣のポケットに手を突っ込んでだるそうに遠藤先生が歩いてくる。

その姿を見ると胸が甘い音を立てる。

それなのに……彼は私の横を素通りした。

にんにく臭くても、服が破壊的にダサくても、遠藤先生に再び近付きたい、そう願わずにはいられなかった。



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