最恐ドクターの手懐けかた
案の定、場違いなホテルのレストランのスタッフには苦い顔をされたが、
「ごめんなさい、どうしても入りたいです。
入らねばならないんです!
浮気調査です!!」
なんてとんでもないことを優奈ちゃんが言って……合コンが行われている席の、ついたてを挟んだちょうど裏側に案内してもらった。
メニューを見ると、ありえない値段の料理がずらずらと書き連ねてある。
先生がたは、こんな高級料理を日常的に食べているのだろうか。
私は、この一番安いものだけで十分だ。
そんなことを考えた私の頭の中に、漢ラーメンが思い浮かぶ。
……いや、いけない!
今は遠藤先生に集中だ!!