最恐ドクターの手懐けかた
ひと通り暴れて落ち着いた遠藤先生は、フォアグラやステーキがあるというのに、漢ラーメンを食べ始める。
ツッコミどころ満載の遠藤先生を前に、笑いを我慢し過ぎて過呼吸を起こしそうになる私。
ここは真面目な話をして落ち着かなきゃ、そう思い、深呼吸をして口を開いた。
「すごくお料理も美味しいです。
ここは、大食い専門店なんですね」
私の言葉を聞き、近くにいた店長が笑いながら言う。
「本当は普通の店なんだけどな、琥太郎君が彼女はフードファイターって言うから……」
「ふっ、フードファイター!?」
その前に、いつの間に彼女になってるんだ!?
色々とデリカシーがなさすぎる!
遠藤先生には普通という言葉が欠如しているのだろうか。