叶わなかった初恋と叶った初恋

5-4卒園式と小学校入学とそれぞれの未来4

野々華:ただいま、母さん。泊まりに行く日決まったかな?。


野々華の母親:都合が合わなくて、明日改めて話してくるのよ。


野々華:そうなんだ、明日こそ決まるといいね母さん。


野々華の母親:そうね、野々華。(野々華を不安にさせるだけだから光君のお母さんと決裂したのは話さずにいることに決めた)。


光:ただいま、父さん。あれ、荷物が一部ないし、母さんは?。


光の父親:すまない、二人だけでの泊まりの許可を出した後に理不尽な事を言ってたから実家に連れて行って来たよ。改めて明日こそ話して来るよ。


光:そうなんだ、父さん。母さんは反対だったんだね、明日野々華にも謝りたいな。


光の父親:大丈夫だよ、光。野々華ちゃんを傷つけたくないから話してないみたいだから光も言わないで欲しい。母さんを説得出来なかった父さんの責任だから明日謝ってくるよ。


光:父さん、ありがとう。俺を信じてくれて嬉しかったよ(笑顔)。


光の父親:親として当然の事をしただけだよ、夕飯済ませたら久しぶりに父さんと寝てくれないか光?。


光:いいよ、父さん。


光の父親:ありがとう、光。俺が忙しくしていたから母さんは光に依存してしまったな、母さんには光がいると甘えてたよ。


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