叶わなかった初恋と叶った初恋

5-5卒園式と小学校入学とそれぞれの未来5

光の父親:光を妻に任せきりにしていて、反対されたのを押しきり進めたから日程決めるときに揉めたし今は妻を実家に行かせてるよ。今回は切りぬけたとしてもこれから先にまだまだ問題が出たら困るな。


華村:奥さんは私が守らなくてはという意識が強くなったんじゃないかな?。いい機会だから泊まりに来てる時にゆっくり話してきなよ。今話さないと将来取り返しつかない事が起きてからでは遅いからな。カゥンセリング受けさせたらどうかな?。


光の父親:そうだな、兄さんと同じような事言われた時はまさかと迷ってたけど二度目だからカゥンセリング受けさせる決意したよ。ありがとう、兄さん。


華村:どういたしまして、無理はするなよ。


光の父親:仕事で逃げてきたから出来る限りの事を少しずつしてやりたいし、無理はしないよ。


華村:わかった。


公園-。


光:野々華、良かったな二人だけでの泊まりが2泊出来るんだって。2日あるなら1日は出かけて、もう一日は部屋でゆっくりしたり触れ合いたいんだ。


野々華:うん、嬉しいよ(笑顔)。私も2日あるなら光と同じように考えたよ。さっき初めて肌を重ねてみて幸せな気持ちでいっぱいになれたし、光の事を想うとドキドキするの。


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