素直になりたかった…
夏帆はそう言ってくれた

南もウンウンと頷いていた



でも、そんな落ち込んだ気分も


このひとりの名前で晴れた


「え、黒山くんと一緒...!」



「ほんまや!一緒やん!よかったな穂花!」


と南が言う


「もう、うちらと離れた悲しみはもう吹っ飛んだん?さすがやな黒山は!最強やな」


と言って夏帆は笑う
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