復讐日記
「あっそ、それならあたし1人で使う」


こんなに素敵な日記を手に入れたのに、花音はその価値に気が付いていないのだ。


それからあたしは夢中になって日記を書いた。


明日の日記。


明後日の日記。


どんどん書き進めて行くうちに、あっという間に2週間分を書き終えてしまった。


それを確認してペロリと舌を出す。


「沢山書きすぎないようにしなきゃね。あいつらを苦しめる分を置いておかなきゃ」


そう言い、あたしは日記を閉じた。


30日間書き続けるなんて、あたしにはとっても簡単なことだ。
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