先輩、大好きです。



ササッとパンを買い、屋上へ向かう。




ドアの前で毎回行う深呼吸をした。




大丈夫。私は強いから。



そう言い聞かせ、ドアを開ける。




楽しそうに笑い合う裕翔先輩と優奈先輩の姿があった。




それをみて、嫉妬よりも先に美しいと思ってしまったのは、私がそれほど彼を思ってないからだろうか?
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