誓いのキスをもう一度
「チョコちゃん。俺とつき合って。できれば結婚前提に」
「・・な・・・」

この人は一体・・・こんな状況で、あの、私の“激白”を聞いた後で、プロポーズ的な告白するとか・・・。
何考えてるの!?

「・・・あなた。私がついさっき言ったこと、聞いてたの」
「聞いてたよ」
「だったらなんでそんなこと言うのよ!今の私が誰ともつき合えない状況だって分かったでしょう?それを結婚前提とか・・・ふざけないでよバカッ!」
「俺は自分の素直な想いを惚れた女に告白しただけたい!それにチョコちゃん!おまえは恋愛しないことを、お母さんや弟さんのせいにしとるだけやんか!」
「そ、そんなこと、ない・・・」

かぶりをふりながら、2・3歩後ずさる私を、俊朗太さんは易々とつかまえて。
その実は逞しい腕の中に、私を再び閉じ込めた。

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