誓いのキスをもう一度
「俺・・がんばんないとな。母さん、あっちに逝ってしまっても、まだ俺らのこと心配してくれてるから」
「そうだよ。ちょっとくじけたくらい、どうってことないって。怜人はまだ生きてるんだから、何度でも再起はかれるよ」
「うん・・・。千与・・」
「なに?何かほしいもの、ある?」
「いや・・・。“幸せに、なりなさい”って・・・言ってた、ぞ・・・」
「え?誰が?あ、ちょっと怜・・」

寝ちゃった。

・・・そう言ってくれたのは、お母さん。だよね?うん。きっとそうだ。
お母さん、ありがとう。私・・・。

私、今よりもっと、幸せになるよ。

< 59 / 64 >

この作品をシェア

pagetop