【続】ねぇ…先生。。





『零』



『零!』



2つの声が私を呼ぶ


両方とも聞き慣れた声。



1つは低くて私の大好きな声


もう1つは少し高めの声



どっちも大切


だけど、好きなのはあの声だけ。



どっちか1人を選ばなければならないのなら、

私は迷わずあなたを選ぶ。



ねぇ…先生。。


先生は何を見てるの?

先生は何を…考えてるの?



私を…想ってくれてる?



ねぇ…先生。。


教えて…

先生が家庭科の答えを簡単に教えてくれたように



先生が見てるもの


先生が考えてること


先生が誰を想ってるのか…



先生、教えてよ…








< 113 / 147 >

この作品をシェア

pagetop