【続】ねぇ…先生。。
『俺…でも頑張ります。
零のためにも自分のためにも』
朝倉先生の目がメラメラと燃える。
…燃えたように見えた。
やっぱり…格好いい。
ウジウジ病が発症した朝倉先生は見ていられないくらい格好悪い。
だけど、こうして零ちゃんのために頑張ろうとする朝倉先生の姿勢は格好良かった。
見習わなくちゃいけないことばかりで。
「応援…してますから。
私は、朝倉先生の味方ですから」
こんなことしか言えない自分が情けなく思えて。
嫉妬は決して格好悪くなんてないんだ。
そう、感じた。
そして誠司と結婚しようと決心ができた。
―光目線 終―
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