はっぴーえんど。
鈴は嬉しそうに口角を上げた。
「樹くんも私と同じだね。」

…あ、もう無理。

俺は夕食の準備をすると言って立ち上がった。
…鈴には嫌われたくないから…。
やっと手に入れた鈴。
……俺はもうこの手を離さない。



…………俺は君の前からいなくならないよ。

…………君が俺から逃げたいと思っても逃がしてあげないから。
< 127 / 286 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop