はっぴーえんど。
俺はそっと君の頬に手を当て、そっとキスをした。
そっと離すと君は少し荒い息をあげた。

「もういっかい。」
俺はそう言って何度もキスをせがむ。


4度目のキスの時、君は口を開いた。
「く、くるしぃ…。」

「ちゃんと息してる?」
初々しすぎる…。
きみのこの赤い頬も綺麗な瞳も小さな鼻も…全部俺のもの。

……もう手放したりしないから。

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