はっぴーえんど。
目を覚ますとベッドの上。

「あれ…。」

体を動かそうとするけど、動かない。
横を見ると樹くんが私を抱き枕にしていた。

樹くんの頬をぷにぷにしてみる。
…顔小さい…。

「んー?おはよー。」
樹くんは私から腕を離すことなく、起きる。

「樹くん…私…迷惑かけてごめんなさい…。」

「ほんとだよー。お風呂が長すぎるから入ってみたら冷水浴びて倒れてるし…」

「ごめんなさい…。」

「ちゃんと話して。またあんなことになったら困るし…。」

樹くんは起き上がるとキッチンの方へ向かった。
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