★甘い砂糖★sweet sugar



沈黙が続くこの重たい雰囲気‥
あー‥‥‥嫌だなあ‥‥



駿は本当に何も言わず行くつもりだったのかな?

今、何考えてるんだろう?



あたし達の間にいつからこんな大きい溝ができたんだろ‥



そんなことより、体拭かないと風邪ひいちゃうよ‥


あたしは何も言えずただ駿をじっと見ていた





「なあ柚梨‥‥?」




「は、はいっ?」



突然呼ばれたあたしは驚いて声が裏返った


あたしの反応に駿は大爆笑




「はっはっは‥はは、お前ほんっと抜けてんなあ」


「ちょっ‥!そんなに笑うこと無いでしょ!」


「わりいわりぃ、つい初めて出会った時のこと思いだしてさ」



なんかこんなに笑った駿見るの久々かも‥

すると私の目から自然と冷たいものが流れていた




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