私と貴方

···戸惑いはなかった?



柚子は・・

螢斗は私と結婚することに
戸惑いはないのだろうか?

元々、口数の少ない螢斗だが・・

螢斗は、身長180センチ
キリッとしたイケメンだ。

キリッとしすぎて、
やや冷たい感じはするが・・・

螢斗の両親は、
とても優しくて、
私の事をとても可愛がってくれている。




螢斗は・・

柚子は、165センチの身長に
ショートボブの髪
小さい顔
スッとした鼻
二重目の大きな瞳、
可愛いい唇
申し分なく綺麗な子だ。

始めて会った時は、
お互いに気持ちもなく
ただ、寂しさをまぎらわせるために
食事に行ったり、遊びに行ったり
して過ごしていたが・・・

俺が、一人暮らしを始めると
柚子は、食事や掃除、洗濯に
来てくれるようになり
俺達はお互いの気持ちを
確かめ合うより先に体を繋いでしまった。

そんな中、柚子は妊娠した。

その為 柚子は
看護学校を休学することに
なってしまい申し訳ない気持ちだった。

だが・・
柚子は俺と結婚することに
戸惑いはなかったのだろうか?

俺は、
柚子と一緒に居ることが癒しであり、
柚子が大切で大事だとは
わかっていたが
前の彼女とのように
燃え上がるものではなく
その上、柚子にだけ学校を休学させ
自分は、内定された会社に
就職することが申し訳なく
自分の気持ちを口にすることは
なかった

柚子の両親は認めてくれたが
俺の気持ちを見透かすように
柚子の兄(徹さん)は俺を
認めていないようにみえた。
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