振り向かせて、その先は。【2月3日完】
「いつになったらその低い自己評価を改めるの?前にも言っただろ、君は綺麗だし優秀だ」
「え」
「そういうとこ。目が離せない」
腰に腕を回され、ぐっと距離が近づく。
「こんな大胆で魅力的な告白をされて、イエスと言わない男はいないよ」
ほんと、ずるいな君は。
そう耳元で囁かれ、身体中が熱くなる。
「その気持ちには、今すぐ応えないといけないね」
「あ、あのっちょっと、このあと会議が」
「待たない」
社長の顔が近づいてきて、かさつきのない唇が自分のそれに重ねられた。
ああ、チョコレートよりも甘い。
なんて、頭の片隅で考えられる余裕までかき消されたのだった。
< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:11

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

焦がれる夜に、あなたのキスを。【完】番外編更新

総文字数/85,056

恋愛(オフィスラブ)242ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
OLと会社の上司、美青年バーテンダー、そして謎の美女が繰り広げる甘くて切ない恋愛物語。 広告代理店に勤める和花菜は会社帰りのある日 帰り道にバーがオープンしているのを見つけ足を踏み入れる。 そこで美青年バーテンダーの成宮に出会った。 優しくて格好よくて完璧、だと思ったら。 「今営業時間外なんで」 「二重人格にもほとがある」 お店での彼と普段の彼は全然違っていた。 しかも住んでいる部屋が隣だったなんて。 彼と距離が近づくたび、抱えてる秘密の存在に気づく。 私は、それでもあなたを。 ――カクテルのように混ざり合った恋の結末は。 2019年5月22日公開 (エブリスタ様でも公開中)
キスと涙で愛を知る【加筆修正・完】

総文字数/252,329

青春・友情579ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「ライブ中ファンサされても鼻血出さないようにするからいつでもしてね」 性格に難ありなロマンチスト系女子 橘 明日歌 × 「お前のお花畑な頭を取り替える準備だけはしておく」 毒舌美少年ボーカリスト 刹那 碧音 友達に連れられていったライブハウスでファンを魅了していたのは 同い年、しかも同じ高校の碧音だった。 夏、君と出会ったあの日から。 君の世界に飛び込んでみたかった。 たとえそれが、歯車を壊す合図だったとしても。 これはある少女とバンドメンバーによる青い春の物語。 2017年1月4日公開~17日完結 berryscafeジャンル別ランキングランクイン! 2018年加筆修正
私と王子様のプロローグ

総文字数/34,675

恋愛(純愛)77ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
編集者と王子様と呼ばれる一流作家の物語。 「君と結婚を前提に付き合うことにしよう」 「あなたの本心を知りたいんです」 編集者の主人公は日々仕事に追われ 仕事とプライベートは分けるという考えから恋愛から遠ざかっていた。 そんな時。 誰もが見惚れる容姿と一流の実力を兼ね備え王子様とよばれる作家の担当となる。 相手が誰であっても今まで通り完璧に仕事をこなしていくだけ。 そう、思っていたのに。 編集者と小説家、そして何かを隠し二人に近づく男。 三角関係の結末は。 【2017年1月11日公開】

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop