二次元と、本当の恋愛
学校の最寄り駅に着く。
駅から学校まで徒歩2分。とても近い。

「学校とうちゃーく。じゃ、また1限目に!!」

「うん。朝練頑張って」
私と菜都は校門を過ぎた辺りで別れた。

教室には誰も来ていないようだ。
「ま、用もないのに早く来る人いないよね」
後ろから3列目くらいのお気に入りの席に座る。

バッグからPSVitaを取り出し、イヤホンをしてゲームの世界へ。
最近はアイドルとの恋愛ゲームに夢中。皆、主人公のためにトップを目指している。…ちなみに私は、ルキヤというアイドルが推し。ルキヤ様のの美声に酔いしれるのが、最近の私の朝の日課。








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