総長様の復讐

光龍

ーーーーーーーー


「いたーーッッ、此処は?」


紐で縛られ、私は埃まみれのソファにいた。


「目覚めた?」


ニヤリ、と笑う不良達。


「帰して‼」


「君は、人質ね。奴等が来るために君は必要なの。


だけどさあ、まさかこんな可愛い子なんて。

ちょっと、遊ばないーー?」



そう、一人の男が手を伸ばし、私の頬に触れた。


ビクリ、と体が震えて後ずさるが直ぐ壁にぶつかる。



追い詰めてく彼は、ニヤリと笑った。


< 58 / 146 >

この作品をシェア

pagetop