総長様の復讐
「やだ、来ないで‼」



不良が、私に唇を寄せる瞬間ーーーー



視界から彼が消えた。


「おい、誰に許可なくコイツに近付いてんだよ」



突然割り込む声に見上げると、黒髪の綺麗めな不良がいた。


金髪ばかりの不良の中で、一際黒が目立つ。


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