総長様の復讐
「大丈夫?こっちだ」



「修くん……ごめんね」


君が俺から離れてく。



だけどそれより何よりも、俺にはやらなくてはいけないことがある。



俺は、奴を睨みつけた。



「なあ………


凛に手を出したこと、許さねーから」



ーーーーガンッ



俺の拳はすり抜け、壁を殴った。



「ひっ!!


す、すいません。


すいませんすいません。


許してください!」



俺に怯える元仲間をチラリ、と見た。


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