総長様の復讐
仲間だった。



信じてた仲間だった。


いつから、何が狂ったーー?



楽しかった日々は、もう戻らない。



唇を強く噛む。


「………海龍は、今日を持って解散する。」



辛いけど仕方ない。



わかり合えない奴等と、居ても仕方ない。



失ったモノもあるけど、それだけじゃないのを俺は、知ってる。



「お兄ちゃん!!」


そう、君がいるからーーーー



「大丈夫か、凛。


ごめんな、怖い思いさせた」


凛の目から流れる優しい涙を拭ってやる。



「ううん、大丈夫。


みんなが助けてくれたから」



そう、凛が振り向いた先にアイツらがいた。


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