いつか恋とか愛にかわったとしてもー前篇ー
「うわっ、流血してる! お前、なんで絆創膏はがしたんだよ」
「だって真っ赤になっちゃったんだもん。ねえ強ちゃん、これって傷残るかな?」
すべすべした額の上に走る赤い傷は浅いが、長さは4センチくらいある。
武道にかまけているとはいえ勝子も女子だ。
侍なら額の傷も勲章だろうが、女子なので顔の傷はやっぱり気になる。
「大丈夫だよ。そんなのすぐに消える。心配するな」
「本当? よかった」
鏡越し、勝子は流血した顔で安堵の笑みを強に送った。
「こい。絆創膏を貼りなおそう」
強はリビングのソファに勝子を座らせ、コットンで顔の血を注意深くふき取ると新しい湿潤絆創膏を貼り、長い指を額から放した。
「有り難う、強ちゃん。看護師さんより上手だと思う」
「看護師より愛があるからな」
「あはは。妹じゃなかったら強ちゃんの彼女になりたい」
「そうか」
「あ、私が彼女じゃ不服そうだね」
「だって真っ赤になっちゃったんだもん。ねえ強ちゃん、これって傷残るかな?」
すべすべした額の上に走る赤い傷は浅いが、長さは4センチくらいある。
武道にかまけているとはいえ勝子も女子だ。
侍なら額の傷も勲章だろうが、女子なので顔の傷はやっぱり気になる。
「大丈夫だよ。そんなのすぐに消える。心配するな」
「本当? よかった」
鏡越し、勝子は流血した顔で安堵の笑みを強に送った。
「こい。絆創膏を貼りなおそう」
強はリビングのソファに勝子を座らせ、コットンで顔の血を注意深くふき取ると新しい湿潤絆創膏を貼り、長い指を額から放した。
「有り難う、強ちゃん。看護師さんより上手だと思う」
「看護師より愛があるからな」
「あはは。妹じゃなかったら強ちゃんの彼女になりたい」
「そうか」
「あ、私が彼女じゃ不服そうだね」