エリート弁護士は契約妻への激愛を貫きたい
次の瞬間、背中に感じた聖さんの温もり。それは聖さんが後ろから私をハグしたことを意味していた。
だけど聖さんの行動はそれだけでは済まなくて、首筋に、そして背中へとキスを落としていく。
その度に過剰に反応してしまう私の身体。いっきに胸が高鳴って直に触れ合う肌から私の鼓動が聖さんに伝わってしまいそうな勢いだ。
「ひ、じりさん、や、めて……」
「紗凪がこっちを向いてくれたらやめることにするが」
「もう! 聖さんのい、じわる……」
「そんなの今に始まったことではないだろう?」
根負けした私がガバッと布団から顔を出し頰を膨らませて聖さんの方を振り返れば、
「怒った顔も可愛いじゃないか」
そんな言葉と共に悪戯な笑みが返ってきて、おでこを合わせながら笑いあった。
「紗凪、これから一緒に歩んでいくのが本当に楽しみだ」
「私も楽しみです」
そんな会話を交わしながら、再び私たちは甘くとろけるようなキスを交わしたのだった。
だけど聖さんの行動はそれだけでは済まなくて、首筋に、そして背中へとキスを落としていく。
その度に過剰に反応してしまう私の身体。いっきに胸が高鳴って直に触れ合う肌から私の鼓動が聖さんに伝わってしまいそうな勢いだ。
「ひ、じりさん、や、めて……」
「紗凪がこっちを向いてくれたらやめることにするが」
「もう! 聖さんのい、じわる……」
「そんなの今に始まったことではないだろう?」
根負けした私がガバッと布団から顔を出し頰を膨らませて聖さんの方を振り返れば、
「怒った顔も可愛いじゃないか」
そんな言葉と共に悪戯な笑みが返ってきて、おでこを合わせながら笑いあった。
「紗凪、これから一緒に歩んでいくのが本当に楽しみだ」
「私も楽しみです」
そんな会話を交わしながら、再び私たちは甘くとろけるようなキスを交わしたのだった。