綺麗なブルーを描けません
いや、さっきのは、質問じゃなくて、いつもこのブレスレットしてるね。っていう感想で、完結なのかな。

どっちにしても、面白いなと思った。

あたしは思わずニンヤリ笑ってて、柊くんに見咎められる。

「何?」

「うん。…聞いてくれる?」

とりあえず、何も考えずに道を歩き出しながら、喋りだす。

「…実は、厳密にいえば、あるんだよ、1日だけ」

「1日?でも、あるんだ」

驚かれてる。

「大学生してた頃にね」

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