これはきっと恋じゃない。





...い、いいなあ?




「じゃあさ、ちっちゃいころの尊弥くんも知ってるってことだよね?」



「う、うん」



「幼馴染ってことは、家が近かったりするの?」



「うん、隣...」



「ええ!?隣なの

ちょーうらやましい」




テンションの上がった女の子たちに一気に質問をまくしたてられる。



その勢いに圧倒されてしまって単語でしか返事が出来ない。




...なんでこんなに私たちの事聞きたがるんだろう





よく分からないけど女の子たちは満足したみたいに

「ありがとねー」って去っていく。






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