これはきっと恋じゃない。





私はまずリビングに通された。




リビングもあの頃のまま、懐かしいリビングのままだった。





「はい、どうぞ」




「ありがとうございます」




おばさんが入れてくれた紅茶に口をつけながら、明日からのことを聞く。






おばさんが言うにはこうだ。





おばさんが出勤する時間と私が迎えに来る時間がだいたい同じあたりだから、すれ違いみたいにして私が家に入る。




朝ご飯はこんなことしてもらって悪いからって私の分も用意してくれると言ってくれた。







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