亡霊
「莉乃は、私が嫌いなの。
殺したいほどにーー」
そんなわけない。
莉乃は、アミが好きだった。
大切な親友だ。
「ありえない。
莉乃が、なんでーーー?」
「私が、歩を好きになったから」
!!!アミが俺をーー?
アミはニコリ、と微笑む。
いつの間にか、オレンジ色の夕日が、部屋に差し込む。
「私が告白したの、見られてたの。
だけど私はただ、伝えたいだけだった。
歩が、莉乃を好きなのは分かってた。
邪魔するつもりもなかった。
だけどーーーー」
あれは、私が委員会でいない莉乃を見計らい歩を連れ出した校舎から、離れた一角。
殺したいほどにーー」
そんなわけない。
莉乃は、アミが好きだった。
大切な親友だ。
「ありえない。
莉乃が、なんでーーー?」
「私が、歩を好きになったから」
!!!アミが俺をーー?
アミはニコリ、と微笑む。
いつの間にか、オレンジ色の夕日が、部屋に差し込む。
「私が告白したの、見られてたの。
だけど私はただ、伝えたいだけだった。
歩が、莉乃を好きなのは分かってた。
邪魔するつもりもなかった。
だけどーーーー」
あれは、私が委員会でいない莉乃を見計らい歩を連れ出した校舎から、離れた一角。