亡霊

石見 アキ

「あり得ないよ」



ザワザワした教室内で、彼女の声は響いた。



「アキが、自殺するなんてあり得ないよ‼


あんたが!ーーあんたが、アキを殺したんだろう?


アキを返せえええ!!」



教室中に響き渡る彼女の声。


彼女の矛先は私だーーー




ギロリ、と睨む彼女の目は血走り私を睨みつける。



「やめろよ‼


莉乃は、関係ない‼やめてくれ」



私を庇う歩。


歩、ありがとう。



私を背中で庇う貴方が、好き。


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