天ヶ瀬くんは甘やかしてくれない。



まあ、まだ天ヶ瀬くんのことがちゃんと信じられていない花音は、「なんかあったらすぐわたしに言ってよ?懲らしめてやるから」と、なかなか怖いことを言っていた。


付き合うまでに、愁桃のことや、唯乃さんのことも、すべて話して、

話し終えた頃には、わたしは大泣きしちゃって。

花音もそれにつられて泣いちゃって。

1人でいろいろ抱え込んでいたから、花音に聞いてもらってよかったと思った。

花音は、「なんで1人で抱え込むのよ、バカ!少しは相談してくれてもよかったのに」と、不満そうにしていた。

そして、「これからはちゃんと相談してよ?愚痴でも惚気でもなんでも聞くから」と、言ってくれた。


「でもなぁ……やっぱちゃんと行ったほうがいい気がする!」

「はぁ……だったら一度天ヶ瀬くんに相談したら?何かあったら助けてもらえるように」

< 278 / 327 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop