クールな御曹司の契約妻になりました
「あの時、サヤカが香穂の身体を奪ったと思った。俺は、サヤカに会えた喜びよりも香穂がサヤカに奪われてしまう焦りで頭が真っ白になった。香穂を手放したくないと思ったら、無我夢中で香穂を抱いていた」
知らなかった。
私は、千裕さんがサヤカさんを想って、私の身体を抱いたとばかり思っていたから。
「あの時、香穂の身体を奪ったサヤカの言葉で気が付いたんだ。今、俺の心の中を占めているのは、香穂だ」
胸が大きく高鳴る。
驚きと沸々と浮かび上がってくる高揚にも似た喜びのせいでうまく息が出来ない。
「まさか、香穂に先に言われることになるとは想定外だったが……」
千裕さんはそう言って一瞬、照れたような、恥ずかしそうな苦笑いを浮かべた。
「俺は香穂のこと、好きなんだ。契約なんかどうでもいい手放したくない」
真っすぐに見つめられた瞳で伝えられた言葉に、私は撃ち抜かれた。
知らなかった。
私は、千裕さんがサヤカさんを想って、私の身体を抱いたとばかり思っていたから。
「あの時、香穂の身体を奪ったサヤカの言葉で気が付いたんだ。今、俺の心の中を占めているのは、香穂だ」
胸が大きく高鳴る。
驚きと沸々と浮かび上がってくる高揚にも似た喜びのせいでうまく息が出来ない。
「まさか、香穂に先に言われることになるとは想定外だったが……」
千裕さんはそう言って一瞬、照れたような、恥ずかしそうな苦笑いを浮かべた。
「俺は香穂のこと、好きなんだ。契約なんかどうでもいい手放したくない」
真っすぐに見つめられた瞳で伝えられた言葉に、私は撃ち抜かれた。