クールな御曹司の契約妻になりました
神父は私に視線を移動させる。
「二階堂 香穂は、この千裕を夫とし、良き時も悪き時も、共に歩み、愛を誓い、生涯妻を想うことを、神のもとに誓いますか?」
「ハイ。誓います」
きっと千裕さんの緊張が移ったんだ。
若干、声が上擦った。
それを聞き逃さなかった千裕さんが隣でわずかに肩を揺らす。
もう、千裕さんったら。
「今度はどうして教会で式を挙げるんだ?」
「業務提携した記念かしら。それとも香穂、あの子ったら結婚式挙げることが趣味になったんじゃ……。ほら、あの子。昔からドレスとか可愛らしい恰好するの大好きだったじゃない?」
私の背後で両親が小声で話しているのが聞こえてくる。
全部、聞こえてるよ。お父さん、お母さん。
「あぁ、4月の結婚式は白無垢だったもんなぁ」
妙に納得したようなお父さんの声に、今度は千裕さんが小さく吹き出した。
「二階堂 香穂は、この千裕を夫とし、良き時も悪き時も、共に歩み、愛を誓い、生涯妻を想うことを、神のもとに誓いますか?」
「ハイ。誓います」
きっと千裕さんの緊張が移ったんだ。
若干、声が上擦った。
それを聞き逃さなかった千裕さんが隣でわずかに肩を揺らす。
もう、千裕さんったら。
「今度はどうして教会で式を挙げるんだ?」
「業務提携した記念かしら。それとも香穂、あの子ったら結婚式挙げることが趣味になったんじゃ……。ほら、あの子。昔からドレスとか可愛らしい恰好するの大好きだったじゃない?」
私の背後で両親が小声で話しているのが聞こえてくる。
全部、聞こえてるよ。お父さん、お母さん。
「あぁ、4月の結婚式は白無垢だったもんなぁ」
妙に納得したようなお父さんの声に、今度は千裕さんが小さく吹き出した。