闇を抱える蝶と光輝く龍
文化祭が終わり3日後


学校が終わりいつものように倉庫で過ごしていたら


コンコン


下1「総長‼大変です!」


下っ端の焦った声が聞こえた


「どうした?」


俺が聞くと


下1「下っ端が数名闇討ちに遭いました」


闇討ち!?


「重症なのか?」


下1「いえ、傷は負ってますが意識はしっかりしてるし声もはっきりしてるのでそこまでひどくはありません」


「そうか。報告ありがとな」


下1「いえ。それでは失礼します」


そう言うと下っ端は階段を降りていった


「お前ら、今の話しどう思う?」


俺は幹部室にいるみんなに問いかけた


晴「今まで闇討ちなんてなかったよね?」


尚「だね。傷はそこまで酷くないみたいだけど」


陸「……なんかおかしい」


舜「そうですね。暴れてる族も今はいませんし」


やっぱりみんなもおかしいと思ったか


舜「とにかく、闇討ちに遭った下っ端から話を聞きましょう」


俺たちは幹部室を出て下っ端のところへ向かった


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