闇を抱える蝶と光輝く龍
はぁ。今日もあるんだろうな


そう思いながら門を潜ると


パンダ女1「キャー‼洸龍の皆様よ!」


パンダメイクをした女達が騒ぎ出した


パンダ女2「今日もかっこいいですわ!」


パンダ女3「あの子、まだ一緒にいる!」


パンダ女1「洸龍の皆様と一緒にいるなんて何様よ‼」


あー、うるさいな


小声で言っているつもりだろうけど聞こえてるし


チラッとみんなを見ると全く気にしてないみたい


やっぱり一人で来れば良かった


私は朝から最悪な気分になった


尚「結衣ちゃん?どうしたの?なんか暗い顔してるけど」


「…別に。眠いだけ」


尚「そっか」


こいつらに文句いっても意味ないもんね


そう思いながら私たちは校舎に入った
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