闇を抱える蝶と光輝く龍
廊下を歩いていると


下1「あ、皆さんおはようございます!」


下2「結衣さん、総長達おはようございます!」


「あ、おはよー」


晴「おっはよー!」


尚「おはよう」


陸「……」


舜「おはようございます」


桐「……」


洸龍の下っ端達が挨拶してきた


最初は数人の下っ端しか挨拶してくれなかったけど


今はほとんどの下っ端が挨拶してくれるようになった


「あ、ねぇ桐人」


桐「何だ?」


教室に入り席について私は桐人に話しかけた


「尚から聞いたけど、夏休みに旅行で海に行くのが恒例って言ってたけど今年も行くの?」


桐「あぁ。今年も行くけど…何で?」


「あの、もしよかったら知り合いがホテル経営しててそこに泊まりたいなーって思って」


いい思い出になりそう


桐「でも、人数多いしみんな入るのか?」


「大丈夫!意外と大きいし、部屋の中も広いから」


桐「そうか。なら、いいけど」


やったー!みんなで旅行だ‼楽しみだな


晴「なになに?ホテルいつもと違うの?」


晴は話を聞いていたみたいで身を乗り出しながら聞いてきた


「うん。すごく大きいし、たぶん気に入ると思うよ」


晴「ほんと?うわー!今から楽しみだな」


尚「僕も楽しみ!」


陸「……」


陸、は相変わらず無口だな
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