暴走族の姫 Ⅰ
悠side








私が、施設を出てから色んなことがあった。













不思議な隣人と会って、




そのあとどういうわけか愛哀乱舞に




連れてこれて





そして、優喜の優しさに触れて





好きになった。





でも、それは許してもらえなくて





蘭があんなに抱え込んでるなんて知らなくて





何もできなくて





結局、病院へ行く事態になってしまった。





そこから、施設長が来てしまって、





地獄がまた始まって





でも、迎えに来てくれた。





優喜とその仲間達が…。





それがどんなに嬉しかったことか。





今まで信じていいものは何もなかったのに…。




信じることが普通なんだということを教えてくれた。



だから、私はどんなに傷ついてもいい…。




あなた達は笑顔で私の回りにいてくれればそれだけで私は報われる。




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