颯悟さんっ、キスの時間です。(年下御曹司は毒舌で腹黒で…でもかわいいかも?)
言葉につまった桐生颯悟はごまかすように私の前髪にキスを落とした。
「そ、そそ、颯悟さん。それってお見合いのことですか? お見合いのことですよね?」
「当たり前でしょ。どうにも歯止めが利かなくて。情けないよね、オレ。楽しんでおいでなんて言っておきながらみのりが他の男を選んだらどうしようって焦って。早くみのりをオレのものにしたくて。抱いたくらいで引き留められないのにね」
むぎゅう、と強く抱きしめられる。鼻に桐生颯悟の鎖骨があたって痛い。
でもそれ以上に胸が痛かった。
そんなこと言われて嬉しいはずなのに、その嬉しさより切ない感情が上回る。
なんだろう、この気持ち。
久々のような、久々でないような。初めてのような、初めてでないような。
私からも桐生颯悟の背中に手を回してきゅっと抱きしめた。
「がっついてる颯悟さんも好きですよ。求められてるのが伝わって」
「そうだね。みのりもかなり能動的だったね。まさか女の子からアレしたいなんて言われるなんて想像もしなかったし」
「え、いや、アレはその、颯悟さんにも気持ちよくなってもらいたいからですね、えっと」
桐生颯悟は腕を緩めて私の顔をのぞき込んだ。
その顔はいつものあきれ顔。
「ほんっとエロいね。みのり。すっごくエロい。しかもあんなに上手とか」
「すすすすすみませんっ。あ、ひょっとしてほめてます? いや、ほめてないですよね」
「当たり前でしょ。あんなこと、誰に教わったのって、元カレなわけでしょ。そんなこと他の男としたのかと思うと……」
「そ、そそ、颯悟さん。それってお見合いのことですか? お見合いのことですよね?」
「当たり前でしょ。どうにも歯止めが利かなくて。情けないよね、オレ。楽しんでおいでなんて言っておきながらみのりが他の男を選んだらどうしようって焦って。早くみのりをオレのものにしたくて。抱いたくらいで引き留められないのにね」
むぎゅう、と強く抱きしめられる。鼻に桐生颯悟の鎖骨があたって痛い。
でもそれ以上に胸が痛かった。
そんなこと言われて嬉しいはずなのに、その嬉しさより切ない感情が上回る。
なんだろう、この気持ち。
久々のような、久々でないような。初めてのような、初めてでないような。
私からも桐生颯悟の背中に手を回してきゅっと抱きしめた。
「がっついてる颯悟さんも好きですよ。求められてるのが伝わって」
「そうだね。みのりもかなり能動的だったね。まさか女の子からアレしたいなんて言われるなんて想像もしなかったし」
「え、いや、アレはその、颯悟さんにも気持ちよくなってもらいたいからですね、えっと」
桐生颯悟は腕を緩めて私の顔をのぞき込んだ。
その顔はいつものあきれ顔。
「ほんっとエロいね。みのり。すっごくエロい。しかもあんなに上手とか」
「すすすすすみませんっ。あ、ひょっとしてほめてます? いや、ほめてないですよね」
「当たり前でしょ。あんなこと、誰に教わったのって、元カレなわけでしょ。そんなこと他の男としたのかと思うと……」